日本渓流ＪＰ翠渓会日本渓流会ＪＰ翠渓会【関東南部支部】PRODUCED&EDITOR 【嵐翠・翠月】

翠渓会関東南部支部・支部釣行【第四十六陣】信州翠聖帝谷１
『翠月惨敗・暗雲逆転大岩魚の滝壺』

深夜に聖翠殿と合流、明日の予定を確認、仮眠パーキングで就寝する。快晴の朝、早速翠聖帝谷へ向かう。思えば、一年半前、聖翠殿が、信州の帝谷で２尺近い巨大な大岩魚を釣った事から始まり、ようやく今回出陣になったのだ。期待と緊張でやや固まってしまった。翠月とは逆に聖翠殿は余裕の表情だ。そして向かった翠聖帝谷は想像を超えた意外な谷だった。まずは困難なアプローチ、約二時間で入口に立つ。入渓には更に30分で谷に降り立った。意外に開けていて3日前の増水で水量が何倍にもなっている。果たして今日は、聖翠殿が言う、『飛潜神岩魚』のゴルジュを突破できるのだろうか？不安になった。しかも大イワナはゴルジュの天辺にいるという。さてさて、快適に遡行を開始、直ぐに聖翠殿が綺麗な天然ヤマメを釣った。帝魚はイワナだけではない。標高は既に1000Mを越えている。イワナも多いがヤマメも結構でる。大ヤマメはいないが天然魚が多い。そして翠月にも8寸のイワナが来た。渓相抜群、水量もたっぷりだ。翠月も聖翠も楽しい時間を過ごした。そして私たちは、例のゴルジュの入り口に立っていた。