日本渓流JP翠渓会日本渓流会JP翠渓会【関東南部支部】PRODUCED&EDITOR 【嵐翠・翠月】

翠渓会関東南部支部・支部釣行【第四十六陣】3

翠渓会関東南部支部・支部釣行【第四十六陣】3 1

翠渓会関東南部支部・支部釣行【第四十六陣】信州翠聖帝谷3
『翠月惨敗・暗雲逆転大岩魚の滝壺』

諦めかけていた時、ふと糸がふけ、引っ掛かり?のような感じになったので竿を立てると竿の三番まで引き込まれ、捻れた強い引き込みが来た。ゆっくり動いた!魚だ!でかいぞ!竿先が曲がり始める、よく見ると三番が四番をねじ込んで回っている。凄い力だ!初代源流彩は四番から下がエックスLineになっている。こんなアタリは初めてだ。一番〜三番がゆっくり回転し捻れながら引き込まれて行く。やはりでかいぞ!何秒かして、竿を寝かそうと思った瞬間、魚の重さを感じたとたんに外れた。浅掛かりだったのだろうか?そのあとは全くあたりなし。あっという間の出来事だった。滝上の聖翠殿も気付いて見に来てくれた。手を広げてでかいのが掛かったと見せたら笑っていた。聖翠殿は以前ここで悪戦苦闘の末超大型イワナをゲットしているので余裕だ!やはり特大イワナだったろう。あんなあたりは経験がない。40センチオーバーどころではないだろう。するとその大きさは?滝上に出て聖翠殿とまた交互に釣り始めた。やっぱり大岩魚はいた!しかしバレた。滝壺まで増水で差して来ていたようだ。滝上に出て釣りを再開するが、バラした大イワナの事がとても気になる。今まで大イワナの話は色々な本で読んだりしたが、大体大袈裟だな!との印象ばかりだったが、実際大岩魚を掛けると自分の技量ではどうにもならない事を思い知らされる。それに先人達が残した記録も少し実感が湧く。そんな悔いを残しながらも釣り続ける。滝上には良い淵が有るが、小さい岩魚と山女魚ばかりだった。明るい川原に出た。ここで昼食とする。小さいが、ここまでも大体入れ食いで、満足だった。しかしこの後…やはり軍手は必要だった。



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 2007/09/13 13:16
 高翠
 翠月殿の文筆表現が素晴らしく、拝読していてもドキドキします!!