日本渓流ＪＰ翠渓会日本渓流会ＪＰ翠渓会【関東南部支部】PRODUCED&EDITOR 【嵐翠・翠月】

翠渓会関東南部支部・支部釣行【第四十六陣】信州翠聖帝谷４
『翠月惨敗・暗雲逆転大岩魚の滝壺』

しばらくは谷も開け釣り易い。魚影も濃い。釣りを再開する。また入れ食いだ。上部に姿の美しい二条の滝が見える。聖翠殿が右、私が広い左の釜を狙った。何投か粘ると、また引っ掛かりのアタリだ！でかいぞ！今度はガッチリ掛かったのがわかった。竿は春渓硬調61に変えていた、中々浮いてこないし魚影もよく見えない。竿が半月を描き取り込み態勢に入る。聖翠殿が滝を巻き上から見て40センチはあるぞ〜と言う。こちらはまだ見えないが確かに重い。グッと引き寄せる、聖翠殿が降りて来てランディングしてくれた。やった〜！40センチ、久々の大イワナだ。写真を何枚も撮る。最初アタリは小さく、引かなかったが、急に重くなった。お腹のでかい雌のイワナだ。お腹にはたっぷり卵がありそうだ。もう九月だから産卵準備に入っているのだろう。800グラム位あるか？写真を撮り、傷つかないよう大事にリリースした。元気に淵に戻って行った。優しい顔をした翠聖帝谷の聖母イワナだった。その３０分後に更に大きなイワナと出会う。