日本渓流ＪＰ翠渓会日本渓流会ＪＰ翠渓会【関東南部支部】PRODUCED&EDITOR 【嵐翠・翠月】

翠渓会関東南部支部・支部釣行【第九陣】２


『天然系美形山女魚の妖谿・第一翠聖遥谿・高翠コバルト山女魚見参！』１



先行は高翠殿。後攻の翠月もアタリよろしくなく…。暫らく釣るが、二人ともいいアタリはない。小ヤマメが時々走るくらいで、魚影は薄い谿だ。放流も無いので、数釣りは厳禁だ。高翠殿も首を傾げながら「釣れないな〜」という顔。２時間程釣り上がり、型は見られず…思い出したように支流が入る所で、朝食を兼ね休憩だ。春の陽射しを浴びた谿は意外明るい。地図にはゴルジュ記号になっていても、甲州にはこういった渓も多い。一般の渓流マンは知らない谿の一つだろう、マニアックな谿である。妖しいコンビ、翠月＋高翠は《妖谿マニア》！「人の痕跡の無い谿へ…」が基本だ！支流は以前は岩魚が出たが、今日は？翠月は食事をするが一睡もしてないので、もう足元もフラフラだ。朝食に飛付く自分が、入れ食いになってしまった…。高翠殿は支流に「‥ちょっと行ってくる！」と散歩にでも行くように、支流の谿に吸い込まれて行った。やや眠くなるが支度を整え、高翠殿が戻るまでベース周りを釣る。「今日は釣れないなぁ〜」天気は更に良くなり気温も上がるが、水温が低すぎる。手が痛くなる冷たさだ。ウェーダを履かなければ辛い。