日本渓流JP翠渓会日本渓流会JP翠渓会【関東南部支部】PRODUCED&EDITOR 【嵐翠・翠月】

翠渓会関東南部支部・支部釣行【第四十四陣】2

翠渓会関東南部支部・支部釣行【第四十四陣】2 1

翠渓会関東南部支部・支部釣行【第四十四陣】2



『安曇野の里渓・残存イワナ達の楽園』


最終堰堤までやり、あとは自然渓流だ。このあたりは以前は静寂だったが、谿が荒れた感じだ。暫らくは同じような小落ち込みと岩流帯が続く。藪沢にはならないので釣りやすい。アタリは多いが最大で22センチ、放流サイズばかりだが楽しめた。かなり数も残っている楽園だ。もうこれ以上釣る事はない。まだ暫らくはイワナはいるがこのあたりで引き上げる。まだ時間は早いが、明日に備える。明日も安曇野の渓流を釣る予定だ。安曇野近辺には、有名な観光地が多い。大規模なワサビ田を持つ、大王わさび農場が有名で、アートラインには、その名の通り、碌山美術館などの施設がある。以前、崇翠殿と安曇野に来た際、立ち寄りした、穂高温泉郷も健在だ。一汗流す。安曇野温泉や、安曇野スイス村なんて言うのも出来た。安曇野には久しぶりに来た。今夜は馴染みの宿で1泊させてもらう。ご主人も相変わらず気さくな人だ。「明日も釣るのかい?」明日は近くの、北アルプス常念岳の麓、烏川を…。イワナと遊ぶにはいい渓流だ。明日も天気は良いだろう。…安曇野〜松本盆地に薄く霧がかかり、遠くには美ケ原方面が見える。安曇野の夕景は特に綺麗だ。遠く街の明かりが灯り始める頃、夕食の時間になった。 

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