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翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第三十五陣】2

翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第三十五陣】2 1

翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第三十五陣】2



『甲州の渓流』

「梅雨の笛吹川・子酉川伝説の渓谷」

その支流は以外に山里にちかいが奥があり、まず東京ナンバーの釣り人はこない。親戚の兄さんに聞いた渓で当時はまだハヤ釣り程度知識と道具しかなかった私は遠足リュックに長靴、長い仕舞の釣り竿を自転車につけて釣りに行っていた。地元ではそんな子供は珍しいのか、よく声をかけられた。体も小柄だった為、心配したのだろう。さて数十年振りに来た渓流は見事に護岸され道も記憶より広くなっていた。下流はダメで源流に入る。水は少ないが、まあまあの渓だ。しかし藪沢状で竿が出しにくい。やっと開けた大石のポイントで来たのはイワナだった。確かかヤマメの渓流のはずが…。今では車で入るので自転車の頃より距離感も違う。かなり上流だと思っていたところは中流部だった。その上な小滝で待望の尺イワナだ!実はこの渓に通った切っ掛けは、親戚の伯父さんの所にあった38センチのヤマメの魚拓があった言だった。やまめとしか書いてなく何処で釣ったのか聞いてから行った。その小滝の上は滑状になってしまいポイントが少ないと思いあるいてしまった。すると滑を這うようにくだる大イワナを発見、物凄い下り方だ。まるで蛇の様に蛇行しながら下りあっと言う間に見えなくなった。平滑の滝に出た。ここは魚止めかもしれない。じっくり探るがアタリなし。さっきくだった大イワナが主なのか?その滝上は魚影は見られなくなった。あの大イワナは40は楽にあった胴体も太い。こんな水量の少ない渓でよくかんなでかくなったものだ。イワナはやはり長生きするのか…。次はあの大イワナを狙いたい。源流の入口の木橋まで戻り、自転車で通った渓を後に塩山の町に降りた。


■ 赤之浦にある笛吹権三郎の銅像


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