日本渓流ＪＰ翠渓会日本渓流会ＪＰ翠渓会【関東南部支部】PRODUCED&EDITOR 【嵐翠・翠月】

翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第三十六陣】２



『奥秩父の渓流』

「平将門伝説・大血川水系」

大血川の渓流釣り場は大まかには３つに別れる。大血川本流と西谷、東谷。以前は禁漁区の設定もあった。今は無明橋付近が管理釣り場になっている以外は特に障害は無いが、大血川の渓流釣り場から落ちたマスやイワナが下流部にいる。普段水量は少ない大血川下流部だが、これは荒川の取水が有るためで、本来は水量のある渓流だ。増水して居たらチャンス。下流へはカーブの先から荒川出合いに向かい踏跡を辿ると大血川の下流部に出る。荒川の合流点より少し上流だ。今日はここから釣る。やや濁りが有るが雨の跡だから期待する。暫らくは平瀬もあるが落差が無い渓相。アタリはあるがハヤか小ヤマメだろう。暫らく行くと漸く岩が出て、昔より浅くはなったが、まあまあ。ポイントからはぽつぽつイワナが顔を見せてくれた。ヤマメはいない？深みの淵で来たのはニジマスだった。落ちマスだろう。次の岩淵で待望の尺イワナ。秩父イワナではない、アメマス系。白点がでかい。放流物だがまあまあの型だ。養魚は確か浦山からだから、みな似たような個体が多い。谷が上昇し、管理釣り場の下に出て納竿。ここまで尺イワナ、ニジマス9寸、小イワナ多数。一旦林道に上がる。大血川渓流釣り場を見ながら歩くが、平日であまり釣り人はいない。道からもイワナが見える。