日本渓流JP翠渓会日本渓流会JP翠渓会【関東南部支部】PRODUCED&EDITOR 【嵐翠・翠月】

翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第六十一陣】1

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『奥多摩の渓流・奥多摩川支流群』

「水産試験場のある谷、入川谷とバットレスで有名な越沢」


入川谷は古里駅から歩いて入渓できるお手軽な渓だが、東京都の水産試験場がある谷としても釣り人にはよく知られている。人工産卵、孵化も行っていて、養殖池にはヤマメが無数に群れているのが見える。平日の昼間なら一般も見学が可能だ。発眼卵の依頼と放流の支援もしてくれる。一度渓流マンなら見ておくべきだろう。入川谷は山麓に巨大な採掘現場が出来た為、昔の静けさはなく、ダンプの往来に注意が必要だ。水産試験場から先は右岸の林道が延びて、左岸に移った先に堰堤がありここから入渓する。源流布滝までは比較的静かな渓で、深い谿となって入川核深部を形成する。大岩や岩盤の発達した渓相はなかなか魅力的だ。布滝はその名の通りの滝で、水量が多いときは更に垂線となる直瀑だ。この布滝手前には旧峰部落を通り尾根伝いに鳩ノ巣へでられる山道がある。

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