日本渓流ＪＰ翠渓会日本渓流会ＪＰ翠渓会【関東南部支部】PRODUCED&EDITOR 【嵐翠・翠月】

翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第七十三陣】１



『秩父の渓流』

「日本三奇郷・浦山郷の渓流・浦山川水系」

浦山川は秩父の渓流においては代表的な河川で、秩父の盟主武甲山の裏側を流れ、その流域の山村を【浦山郷】という。鄙びた山村が多く、深い谷から見上げると谷にへばり付くような急斜面に集落がみえる。西日本に多い平家落人の隠れ里の様な光景でもある。近年は浦山ダムが完成、高い所にあった集落の直下にダム湖岸新道が付け替えられた。浦山川水系は支流も含め、下流程谷が深く、源流は比較的穏やかな渓相になっている。昔は浦山口駅からキャンプ場上より入渓、道明や寄国土下の深い浦山渓谷を遡り、細久保谷出合までゆっくり一日コースだった。秩父の市街地から近くにこれ程の美しい渓谷があり浦山で釣った美形ヤマメが懐かしい。現在は浦山ダムの完成により浦山川下流本流の釣り場は消失したが、各支流と毛附付近から上流は健在で広河原谷に管理釣り場が出来た位で以前と大きくは変わらない。その懐かしい浦山郷を尋ね、好天の九月最終出漁した。

■細久保谷 細久保橋 シゴー平とは四郷平か？流域唯一の平地で開拓の痕跡がいまも残る。昔は禁漁区にしていされていて釣り場ではなかった。秩父浦山らしい渓相をみせる。

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