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翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第七十五陣】2

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『奥武蔵の渓流』

「名渓・有馬谷のヤマメ」

昔、逆川林道は浦山、有馬、蕨山方面に抜ける林道工事があった時は、無残な渓相だったが現在は落ち着いている。水量は有馬本谷の半分。昔より谷が上がり伏流気味。落合橋から直ぐヤマメ、イワナが釣れた。多々良入に入ると小渓ながら見逃されている沢なのかアタリが多い。とは言っても小イワナばかり。放流だろう。かつての林道工事で殆ど壊滅状態の入だったから、残存イワナの子孫も絶えたかもしれない。有馬観光釣り場のイワナとの交配も有り得る。アタリはあるが、小型イワナばかりで諦める。今後釣り人に持ち帰りがなければ増えるだろう。有馬ノ大渕(龍神淵)〜攻める。龍神とは雨乞いの事で雨乞いの神事が行われ、伝説めいた、雨乞いの淵とか有馬の池などと呼ばれた淵だ。今は淵も小さくなり、その面影は薄い。有馬本谷津は、堰堤こそあるが、落差のある好渓で増水時はかなり魅力的な渓相だ。奥武蔵を代表する渓が有馬谷だが、奥武蔵というより、浦山川などの秩父の渓流に近い渓相だ。本谷津や日向沢はヤマメしかいなかったが、今は全域にイワナが増えている。ちなみに源流一番人気の栃ノ木入や本谷津、日向沢も昔は禁漁区だった。



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