日本渓流ＪＰ翠渓会日本渓流会ＪＰ翠渓会【関東南部支部】PRODUCED&EDITOR 【嵐翠・翠月】

翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第三陣】１



『伊那谷の渓流』

残雪輝く、南アルプスと中央アルプスの渓群


高遠は久々だ。相変わらずの町並みは春のさくら祭りの準備で付近の道路整備などに余念がない。朝は爽快だが天候は悪い。雪が舞ってきた。美和湖畔にある、道の駅南アルプス村に立ち寄る。旧長谷村の施設だが、今は合併により伊那市となってしまったが、南アルプスの名渓、三峰川（みぶ）水系の殆どを管轄していた村だ。近年の百名山ブームで長谷村側からのシャトルバスがあり、仙丈ケ岳や甲斐駒ケ岳への玄関口になっている。まだ最近の全国的パワースポットブームで、長谷村と大鹿村界の分杭峠が、そのスポットらしく、（磁場０地帯）今では入野谷からシャトルバスまで出ている。峠付近には、関係者の車もあり、かなりの台数が縦列駐車になっていた。道の駅に朝来たお目当ては焼きたてのパン屋があるからだ。クロワッサンやりんごパイなど、おいしい焼きたてのパンを食べれる事で有名だ。釣りだけでなく現地の食にも精通しておきたいものだ。分抗峠がパワースポットなら、三峰川は大和イワナのスポット（聖地）ともいえそうだ。昔から人気のある三峰川はまだ盛期ではなく次回の入渓とする。藤沢川、山室川を釣る。釣り人で会ったのは一人だけ。飯田市から来たと言う。何しろ風が強く寒い、小アマゴが数匹、限界を感じ、高遠温泉に行き暖まる。昼はいつもの高遠そばに立ち寄る。やはり信州は蕎麦が旨い。まずは水がきれいな事だ。


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