日本渓流JP翠渓会日本渓流会JP翠渓会【関東南部支部】PRODUCED&EDITOR 【嵐翠・翠月】

翠渓会関東南部支部・支部釣行 【第三十五陣】3

翠渓会関東南部支部・支部釣行 【第三十五陣】3 1

翠渓会関東南部支部・支部釣行 【第三十五陣】3


川俣ダムまでの支流には土呂部川が目立つが、先に不動滝で出合う稲ケ沢川に入渓する。一番楽な大滝沢は大滝5M以外は特に問題ないが、林道沿いで入渓し易いのであまり望めない。型がでないので、本命の箱滝上から入る。水量も
まあまあある。渇水ではないので当たりがあってもよいのだが?やっと嵐翠殿に八寸イワナがきた。今回は入らなかったが野尻沢の取水より上、銚子滝までと板木沢の大滝までが穴場か?野尻沢は林道が延びてしまった。距離はないが落差があるイワナ釣り場だ。あまり人が入ってない。その後、土呂部川に行く。
土呂部川は源流より下流のほうが渓相がよい。中流は白樺魚苑マス釣り場、養魚場がある。支流に入り、各自イワナが数本、全てリリース、型は25センチ止まりだった。夏の渓を堪能したので、休憩後まだ日は高いが、女夫渕温泉に向かった。明日はメインの馬坂谷(うまさか)と無砂谷(むさ)だ。女夫渕温泉の駐車場にはホテル加仁湯の送迎バスが乗り継ぎの宿泊客を待っていた。今回は深釣しないが、加仁湯、八丁の湯、日光沢温泉を秘める奥鬼怒の最源流もこの地域で残された数少ない自然の釣り場だ。岩魚も大切に保存されているので、イワナの姿を見る程度にしたい。数釣りや持ち帰りは自粛すべき区域だ。付近には湯沢の噴泉搭に代表される、日光白根山系の火山活動による温泉源だ。自然景観も素晴らしい。奥地には奥鬼怒スーパー林道が開通してしまったので、あと数年の場所だろう。人ばかりが増えていて、自然とイワナは年々減るばかりだ。黒沢、魚沢、ゴザ池沢などは林道の影響を受けている。翡翠殿達は、川俣湖周辺と鬼怒川本流に竿を出した。台風の影響で鬼怒川本流も水量が多くなっていた。
しかしアタリもなく殆んど釣れなかったようだ。女夫渕温泉までの支流群は魅力だ。栗山村三沢原の三沢や大笹原牧場奥地が枯れる唐沢などあまり有名でない釣り場もある。唐沢の核心部では迷った事があるが、人跡が少ない谷が多い。他には野門沢(のかど)、門森沢(かどもり)、大事沢、熊野沢などがあるが、人跡は少なく源流部への単独入渓は要注意だ。






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