日本渓流JP翠渓会日本渓流会JP翠渓会【関東南部支部】PRODUCED&EDITOR 【嵐翠・翠月】

翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第十二陣】1

翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第十二陣】1 1

翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第十二陣】1



『奥多摩の渓流・平井川水系』

■在来ヤマメの生息分布探査

平井川は日の出山付近に湧出し、多摩川の最大支流秋川の少し上流で多摩川に合流している渓流だ。河川の規模は中渓流だが、源流を除けば落差の無い清流で、ヤマメの釣り場というよりハヤ、ヤマベの釣り場としての方が一般的だ。秋川漁協によると、中流〜下流にはヤマメ、ニジマス、イワナが放流されている。また近年の漁業権設定の看板が立ち、放流事業を行った河川についてはその看板も現場に立てている。源流へは公式には放流はないかもしれないが、地元の有志による放流はあるかもしれない。昔から居るヤマメの生息分布が気になる。現在は放流魚を中心に三ツ沢付近と支流にヤマメが生息しているが、好期にしか対象にならない。今日は大久野川から川を見るが、竿を出す気にはなれない。観光用の不動滝も水が少なく迫力が無い。三ツ沢までは川の様子を見ながら行く。相変わらず平坦な渓で水量も少ない。少し濁りがあるが工事か何かだろうか。地元の人によると水質は改善されているとの事。一時は道路拡幅や相次ぐ沿川の工事で平井川本流は見る影もない川になっていたが、今では回復している。小さな淵ではよく見ると小ヤマメが泳いでいる。体長は16センチほど。盛んに水面の餌を突いている。ヤマメの定期的な放流はがあれば自然繁殖できるだろう。標高300Mもあればイワナさえいる谷もある。今日は支流で竿を出してみる事にした。支流は更に早春の渓となっていて水が少ない。今年三月は奥多摩も例年より降水量が多く、期待しているが各地で様子は違うようだ。あの三月末の冷え込みの影響だろうか、全く魚影は見られなかった。定期的な放流があれば蘇る条件は整っている渓だ。暖かくなったらまた来よう。帰りに日の出町の温泉つるつる温泉に寄る。

※武蔵五日市駅 ここから秋川水系、平井川水系へバスが出発する。

翠渓会奥多摩渓流事典
………………………………………………
■日本渓流会JP翠渓会
■翠渓会関東圏基幹G本部
■関東南部支部・支部長
■翠渓会本部評定衆
■関東圏統括本部長・関東管領
■翠渓会本部副会長【翠月】

suikeikai@coda.ocn.ne.jp
http://kantonanbu.wablog.com/
http://www.suikeikai.jp
翠渓会渓流事典&NAVI
…………………………………………………



Counter