翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第二十四陣】2

翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第二十四陣】2
『翠月奥秩父推参・奥秩父の渓、荒川源流渓谷の渓旅…荒川水系の深い谿』
「秩父源流の里を訪ねて〜秩父イワナ、お持ち帰り無しの源流行」
■大洞川本流・惣小屋谷出合を望む
右から入るのが惣小屋谷。奥秩父四渓流では比較的穏やかな渓相の大洞川水系だが、大洞本谷には有名な「キンチヂミ」の悪場がある。奥秩父は大型イワナ(50cmオーバー)の釣り場として有名だったが、現在は釣り人多くなかなか大型には巡り遭えない。近年でも40cmクラス(ヤマメ・イワナ)も出ている渓もあるが数は少なくなった。
■奥秩父四渓流
荒川源流四河川とも言う、荒川本流にあたる入川谷、支流の滝川谷、大洞川、中津川で、四渓の中では滝川谷が一番険しい。中津川と入川谷には所謂秩父で言う著名な「通ラズ」(=通せず、通れずの意味、滝や淵で水線突破できない場所を形容した渓流遡行用語で全国にある「悪場」の意味)は無い。
大洞川には「キンチヂミ」の悪場ともう一つ、荒川総合事業に関わる、大洞ダム(昭和35年完成)=市ノ沢出合付近に有った「センジの通ラズ」が有った。最も昭和35年大洞ダム着工以前の釣り人や杣人しか入渓しておらず、大洞ダム着工前で無いと名前すら知らない人も多い。センジ=人の名前で二瀬の住人らしいが詳しくはわからない。この「センジの通ラズ」と「キンチヂミの悪場」と滝川の「ミグロの通ラズ」が奥秩父三大悪場であったのだろう。
大洞ダムに消えたセンジの通ラズを除いて、その後は「キンチヂミの悪場」と滝川谷の「ミグロの通ラズ」が奥秩父を代表する「通ラズ」である。しかし知名度はあるが現在、谷は埋まり以前の面影は無い。
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