日本渓流JP翠渓会日本渓流会JP翠渓会【関東南部支部】PRODUCED&EDITOR 【嵐翠・翠月】

翠渓会関東南部支部・支部釣行【第十六陣】

翠渓会関東南部支部・支部釣行【第十六陣】 1

翠渓会関東南部支部・支部釣行【第十六陣】

">笛吹川水系は広い。釣り場は笛吹川本流と各支流だか、大菩薩連嶺や柳沢峠付近からの水を集める重川水系や、日川水系、御坂連嶺からの">金川水系など数は豊富だ。魚はアマゴ、イワナが主だが、放流により多少生息域に変化がある。まだ探り切れていない川もあり、甲州の渓流には興味は尽きない。キャンプ場やレジャー施設が増える渓流が多いが、今日は下見も兼ねて奥の深い笛吹川支流に入った。出合いから水がなく、昨夜の豪雨も影響なしの渇水だ。ポイントを探しながら、林道から降りた所から竿をだす。渓相は良く大石もある。水の色が気になるが、遡行してみる。暫く上るが全くアタリはない。川の状態をみる。水温は高め、やや渇水だ。苔も無く、水生昆虫や川虫が全くいない。土砂が流れこんでいて、だんだん渓相が悪くなる。魚はアマゴが以前釣れたが?すると鹿が突然現れ走り去る。寝ていてびっくりさせてしまったのか?林道に上がり、源流に行くと、三台の車があった。どうやら奥は釣り場が良さそうだ。ただまだ早いと思うが?5月以降〜夏は源流に黄金色のイワナが待っている。奥秩父や">千曲川水系のイワナに似ている。そもそも、甲州武州信州を分ける、甲武信岳付近が源の川だ。十文字峠や雁坂峠、三国峠は頻繁に人が往来した往還路だ。双方移植があっても不思議は無い。奥秩父のような険しい渓谷も笛吹川にはある。実はこの険谷にこそ、『">砂金イワナ』が生息している谷があるのだが、またの機会にする。【&emojinewmoon;砂金岩魚=昔の山師から聞いた、谷の奥に鉱脈が有り、砂金が流れ出した谷に生息する岩魚。側線近くに砂金を散りばめた様な美しい岩魚】昔、猟師や山師達(鉱師)が放した、食料の為のイワナだ。取り敢えず諦め、別の川に移動する。
こちらは小さな沢だ。すぐアタリがあり岩魚が釣れた。この川も以前はアマゴがいたが、今は釣れない。この岩魚も放流によるものだろう。なんだか淋しい気持ちになったので納竿した。


翠月&emojinight;



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