日本渓流JP翠渓会日本渓流会JP翠渓会【関東南部支部】PRODUCED&EDITOR 【嵐翠・翠月】

翠渓会関東南部支部・支部釣行【第五十二陣】1

翠渓会関東南部支部・支部釣行【第五十二陣】1 1

翠渓会関東南部支部・支部釣行【第五十二陣】1



遠征、第3日目は、片品川でも特に有名な、平川と栗原川だ。片品川の支流だが、どちらも規模は独立河川並みだ。奥も深いので、初めてなら単独は避けたい。似たような二つの川だが、どちらにも共通なのは中、下流部に大渓谷が有り、ゴルジュがある。増水時のキャンプなどは逃げ場が無く危険だ。平川、栗原川とも支流も多く、他県から来る釣り人にとって片品川水系では一番人気なのかもしれない。奥深いが林道を使えば入りやすい。林道はよく崩壊になり通行止めになるので注意する。概要を書いたが、この地域への釣行は慎重な入渓が必要だ。先ずは平川に向かう。朝真っ暗なうちに出発、明るくなる前に平川林道に向かう。あちこち崩れがある。先日の雨の影響か、平川林道はそれでもフラットな林道なので、栗原川林道と共にオフロードライダーには人気だ。周遊して変化のある林道を半日コースで回れる。沢のオアシスも至るところにあるので、テント持参で山中一泊ツーリングも楽しめる。平川は林道こそ便利だが中流域の渓谷(不動滝まで)には時間もかかり、ルートを知らないと釣り場になかなか辿り着けないし、危険だ。この地域は砥沢をはじめ、昔から人が多く入り込んでいた名残りはあるが廃道も多く、秋〜春に一度道を確認して置いた方がよい。渓谷にはルートが限らているが、今も大型イワナは健在だ。(今回詳しく書かないが、上州の翠聖帝谷は今も健在だった。走らせてしまったが淵には確実に40オーバーはある大イワナを二本確認できた)滑の発達した渓流が続き、川床も白く滝も美しい。支流では三重泉沢と小田倉沢が左右の筆頭だろう。現在、ゲートは無く、奈良部落先、車道が林終まで有り、足の高い四駆なら入れる。今回は崩壊で三重泉沢よりかなり手前から車は入れない。バイク、自転車は通行可能だ。三重泉沢を過ぎ、いくつかのトンネルを過ぎるとカーブの橋で二林班沢が出合う。そこからは暫らくで林終の広場だ。柴平は早くから集落や作業場があったが今は平滝小屋が建つのみで、民家は無い。美しい滑の滝や、渓相が多いが、魚影は少ない。



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