日本渓流JP翠渓会日本渓流会JP翠渓会【関東南部支部】PRODUCED&EDITOR 【嵐翠・翠月】

続・北海道の渓流【再回想】1

続・北海道の渓流【再回想】1 1

続・北海道の渓流【再回想】1

90年代に三回北海道に行ったが、98年の北海道釣行長期遠征を思い出す。北海道へのフェリーの旅は大洗港〜苫小牧港が一般的だが、船舶乗船の時間が長いので、直江津〜室蘭の日本海側より北海道へ向かう。
午後東京を立ち、上信越自動車道で更埴で降り、釣具店バンバンに寄り、トラウト用のロッドを二本買う。後は国道18号を直江津港まで行く。出港は午前0時だ。約17時間で室蘭に着く予定だ。個室寝台だから若いグループは居たが、静かに休めた。深夜なのですぐ眠くなり1時にはまだ見ぬ北海道を思いつつ就寝した。翌日はちょっと遅めで11時に起きた。すぐに昼のランチを済ませ甲板に出てみる。今はどのあたりか? 秋田県沖らしい。フェリーの到着は室蘭に1630とある予定通り着くのか? 個室に入り、北海道を周るというライダーの人たちと話した。何度か来ているようだ。そう言えばフェリーの車の隣に居た人たちだ。色々聞く。ナイタイ牧場が広大でいいとか、サロマ湖がいいとか話してくれた。道東方面に行くようだ。個室で仕掛けを作ったり、のんびり本を読んだりして過ごしたが、あっという間に青森県を過ぎ、津軽海峡に入った。ここで初めて北海道が見えた。大間岬も見えるが、北海道側は曇天で少し見えない。夏だから、日は高く、まだ夕刻でもないが少し暗く感じた。ようやく室蘭港到着のアナウンスが入る。
17時間ほどの船旅だが、早く感じられた。間もなく室蘭港が見えてきてドックに船が向かって入っていく。北海道に来たぞ〜という感じにようやくなってきた。




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