日本渓流JP翠渓会日本渓流会JP翠渓会【関東南部支部】PRODUCED&EDITOR 【嵐翠・翠月】

翠渓会関東南部支部・支部釣行【第二十三陣】1

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『甲信国境分水嶺の溪流・甲州アマゴの谿』

山梨県と長野県県境は、国道20号線の国界橋でわかるように、釜無川にまたがっている。行政的には長野県だが、水系は富士川水系になり、八ケ岳南麓で天竜川と富士川の分水丘陵になる。どのあたりが分水点かわからないが、富士見峠より富士見公園あたりの丘陵か?富士見駅近くの川は釜無水系、カゴメ富士見工場あたりは天龍水系、富士見パノラマスキー場の沢は釜無に下って流れているが、貯水池があるので、わからない。前は天竜水系かもしれない。もう少し下流の、芳原川など名前がはっきりしている河川は天龍川水系だが、小さな支流は開拓などで貯水池や逆流する場合があるから、見極めるのは現地で歴史調査が必要だ。分水嶺の渓魚は、魚の固体を見るのに不可欠だ。大河の一滴ではないが、長良川と庄川の分水嶺がある、蛭が野峠は魚の分布を調べる時、必ず通る道だ。日本海(富山湾)と太平洋(伊勢湾)ではえらい違いだ。だから、富士川と天竜川は共に太平洋なのだが、天竜川と富士川に遡上したルーツの魚は同じかどうか興味津々だ。天竜のアマゴと甲州のアマゴの違いは何か?伊豆、箱根、酒匂川以西を生息地とするアマゴのルーツに繋がる話だと考えている。

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