日本渓流ＪＰ翠渓会日本渓流会ＪＰ翠渓会【関東南部支部】PRODUCED&EDITOR 【嵐翠・翠月】

翠渓会関東南部支部・支部釣行【第三十陣】２

『東アルプスの渓流、秩父往還の谿里・笛吹街道の渓笛吹川・笛吹童子の里』



なかなかさっぱり晴れないものだ。漸く梅雨の晴れ間を狙い、笛吹出陣となった。中大支流を抱える笛吹川は、釣り場には事欠かない。本流が濁れば、支流に。支流が濁れば、更に沢に入れる自由自在の渓流だ。魚のいる川も多く。2.3日の釣りでは、探り切れない。一週間位は滞在してゆっくり釣りたいものだ。大雨での停滞は時間を過ごすのには、いい場所を確保して置きたい。今回は５日の日程を分けて釣る。前半一日目は川浦温泉山県館でゆっくりする。本流支流は雨で濁りがある。午後から雨が上がったので、沢に入る。増水しているが、濁りはない。しかしアタリはない。どうしたこたか？暫らく渓を遡行する。荒れた感じの理由がわかった。道路工事だ。どうも廃材が多いと思った。古い堰堤に出た。ん？魚影だ。ダメかな。入れるとツンツンした小物のアタリ。何度もくるが、針は8.5号を普段使うからかからない。それでもジャンプし、餌に絡んでくる小イワナだ。よく見ると餌が浅い瀬に流れるのを小イワナの群れが追っている。以前兄川で見たような光景だ。半ば諦めて上流に向かう。次のポイントではヤマメが釣れたが型は小さい。二俣になり水が少なくなった所で納竿。尺イワナどころか八寸も出なかった。夜には、笛吹川フルーツ公園先にある。ほったらかし温泉に浸かりゆっくりする。温泉は入口が分かりにくい為、迷ってる車が多い。温泉は内湯と露天が一つあるだけだが、露天から甲府盆地方面の夜景は格別だ。みたまの湯も夜景が綺麗だが、市街地から近く立ち上がった山の丘にあるから、夜景が真近に見える。明日は雨も上がるのだろうか？予報はあまり良くないが、山の中の天気は当てにならない。