日本渓流JP翠渓会日本渓流会JP翠渓会【関東南部支部】PRODUCED&EDITOR 【嵐翠・翠月】

翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第十七陣】1

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翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第十七陣】1


『外秩父の渓流』

「都幾川水系と槻川水系」

都幾川(ときがわ)は埼玉県西部、外秩父、奥武蔵連嶺から流れ出る越辺川(おっぺがわ)の支流。越辺川は荒川最大支流の入間川の支流になる。近年の合併で、玉川村と一緒になり都幾川町となった流域を流れる渓流だ。都幾川下流支流の槻川出合い付近は関東でも有名な武蔵嵐山があり、嵐山渓谷とも呼ばれる景勝地になっている。渓流釣りは下流は寧ろハヤ、ヤマベの釣り場で有名で、ヤマメはいなくもないが早期以外は対象外。渓魚はヤマメ(マス)のみ。一部イワナの放流もあるようだ。ちなみに都幾川源流の外川の稜線の向こう側、芦ケ久保川と大野峠の先定峰川にはイワナが生息している。所謂外秩父にはイワナは居なかったが、イワナの養殖が盛んでヤマメが減少している今日では今後、外秩父もイワナが増えるかもしれない。外秩父の渓流は、東秩父村、小川町、ときがわ町、越生町の流域で、都幾川水系と越辺川水系がその釣り場の中心だ。槻川下流域には武蔵嵐山と畠山重忠の菅谷館があり。歴史好きな私としては八高線ののんびりした雰囲気と山村の風景が好きで、幾度となく30年越しで訪問している思いである地域だ。都幾川の渓流釣りは本流都幾川と支流群、最大支流の槻川水系になる。アクセスは槻川は小川町、都幾川は町役場のある明覚たが共に交通はバス便なので、マイカー釣行がよい。まずは暫らく振りなので、氷川(上流泉沢川)から釣る。氷川は流程もあるブナ峠からの支流でヤマメが釣れる。中流までは平たい川で車道から直ぐ入渓できる為釣り人は意外に多い。上流は落差が出て、ヤマメが釣れる。この日は先行者がいてダメだったが、1尾のヤマメに会えた。本谷側を遡ると竹の谷、大野地区に行ける。外秩父の山村風景が広がる。都心に近い割りには空気が良い。都幾川源流の釣り場は本流は断続的だが、上サ辺りから。支流には七重川、大羽根川谷、外川がある。イワナの放流があるならこの支流群で源頭からの放流が可能だ。お気に入りの支流に午後から入るが、当たりは少なく、ヤマメが二匹だけ釣れた。型は21センチと小振りだが、昔からいるタイプではなかった。多分発眼放流の魚だろう。都幾川での渓流釣りは町役場でも案内があるので参照してほしい。武蔵漁協が管轄漁協(0493238212)
奥武蔵と同様、外秩父の渓も乱獲者がいる。魚の持ち帰りは止めたい。都幾川水系はヤマメの生息が確認できるだけで、貴重な地域だ。町の特産物、みかんやお茶を楽しみ、残された外秩父の山村風景が残る様願いたい。

●写真は槻川源流白石沢 白石峠登山道に沿う。

都幾川町役場 
■やまめの里 
ときがわ温泉・四季彩館
そば処とき庵
湯郷玉川
いこいの里
都幾川木工協同組合
都幾川温泉 旅館とき川

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