日本渓流JP翠渓会日本渓流会JP翠渓会【関東南部支部】PRODUCED&EDITOR 【嵐翠・翠月】

翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第四十陣】1

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『奥久慈の渓流』
『常陸の渓流』

「奥久慈・久慈川水系、川上川水系と湯岐温泉郷」

久慈川水系の源流部を二分する川上川水系の渓流釣り場は既刊のガイド本等では軽く取り扱われている事が多いが、久慈川源流を代表する渓流群が犇めいている。流域面積や支流群の数に於いても八溝山系の奥久慈本谷水系に引けは取らない。寧ろ、落差があり岩盤がある、渡瀬川の江竜田付近の渓相や落差のある那倉川の渓相などを見る限り、釣り場としては資質は高い様に思う。八溝山系の様な滝は少なく、確かに阿武隈高地に見られる特有の渓相、形態ではあるが、コンターを引くと改めて支流の多さに気付く。中には水田の引水に消えてしまう沢や牧場やゴルフ場の造成等の伏流や取水で水が少ない川もあるが、区間限定で渓魚が温存されている場所がある。湯岐温泉郷はやや寂れながらも、新しい施設や付近の道路整備で、棚倉、塙経由で福島市や白河市からも近くなった。温泉郷と書いたが現地の看板呼称に従ったまでだ。所謂、大温泉街は無く秘湯の一軒宿で静かに過ごしたい人に向いている地域だ。近隣にもリゾート施設は少ない。

写真は渡瀬川・江竜田の滝 


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