日本渓流JP翠渓会日本渓流会JP翠渓会【関東南部支部】PRODUCED&EDITOR 【嵐翠・翠月】

翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第四十一陣】

翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第四十一陣】 1

翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第四十一陣】



『信州第七翠聖帝谷へ』

「帝谷深闇・復活、因縁の0614対決!」



聖翠殿と出陣し現場近くに向かうとやけに道が荒れていた。気にはしていたが、私も翌朝まで気付かなかった。明るくなるにつれ異様な光景が…。あちこちの谿が崩落していたのだ。しかしここからしか入り口は無い。地図を何度も確認するが谿に入る入口は一ヶ所。山越え大迂回ルートなら日帰りは無理だろう。荷を少なく強行日帰りの装備でないと廊下も突破出来ないため、我々はいつも細心の注意を払って入谿している。勿論、稜線の道も確保している訳ではない。地元の人も入らない谿だから情報は無い。釣り人は疎か登山者、沢登り、山菜取り、誰にも会ったことは無い人跡稀な谿だからこそ隠された秘谿と呼ぶべきなのだろうが。対岸の岩盤に取りつくなど不可能だし、やはり迂回ルートだが、準備はできていない。何時もは朝3時に入谿し、釣りが出来きれば、帰りは20時位になる日程だ。17時間のハード釣行だが、水のある時などは谿での宿泊は危険だ。桶の底の様なゴルジュに阻まれ2.3日は閉じ込められるだろう。体力胆力共限界だ。

聖翠殿の[感]を入れ、今回は入谿は中止する事にした。無理に入る谿ではない。強行すれば間違いなく遭難するだろう。

明日は聖翠殿お薦めの渓流で釣る事にした。



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