日本渓流JP翠渓会日本渓流会JP翠渓会【関東南部支部】PRODUCED&EDITOR 【嵐翠・翠月】

翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第五十三陣】1

翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第五十三陣】1 1

翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第五十三陣】1



『東北の渓流・福島の渓流釣り場』

「南会津の渓・伊南川水系、他」

昨夜は風翠殿のイワナ尽くしの話に盛り上がったが、もう朝だ。今朝は天気は曇り雨も心配だ。風翠殿から朝兄者から連絡があり向ってるとの事。今日は伊南川水系を釣る。伊南川は只見川の大支流で上流は尾瀬の玄関口、檜枝岐村だ。合併で無くなった伊南や舘岩、南郷だが、その風景は今も健在だ。この時期は鮎釣りの最盛期、各宿には鮎釣り師のグループが目立つ。毎年伊南川に通うグループもあった。狩野川の解禁程ではないが鄙びた山間にお祭りの様に鮎竿が林立する。さて虎翠殿が着いた。我々会津ナンバーと高崎ナンバー二台で伊南川に向う。まずは黒谷川。伊南川の支流だがこの黒谷川は伊南川水系で一番奥深い渓だ。奥地は未だ聖域と呼べる地域があるが、山中二泊はかかる。林道終点付近や奥地に入らなければ日帰りもできる。日帰組が折り返す所から源流がよい。キャンプ釣行になる。今回はそんな奥地には入らないが、本流と支流倉谷川を釣る。

※会津の名峰、会津朝日岳には、黒谷川支流の白沢川からの登山口が一般的。有名な丸山岳にもここから朝日岳、大幽朝日岳を経由して登るが、会津の名峰と名渓黒谷を一度に楽しむにはそれなりの準備と計画が必要だ。ちなみに会津朝日〜大幽朝日〜大幽西沢〜大幽東沢〜丸山岳〜会津朝日となると三泊四日はかかる。行動は慎重にしたい。会津朝日岳までは多少キツイ登りもあるが、中級程度の技量であれば日帰りも可能。会津朝日岳から南下する先には鋸刃があり、よくガスが出るのでルートを間違えやすい。私もここで引き返した事がある。


※写真は黒谷川下流発電所付近。下流は平凡だが奥地には南会津の秘渓が残る奥深い渓流。会津朝日〜大幽朝日〜大幽西沢〜大幽東沢〜丸山岳〜会津朝日のルートなら会津の山と谷を満喫できるだろう。



Counter