翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第六十四陣】1

翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第六十四陣】1
『越後の渓流・新潟の渓流釣り場』
「守門連峰の渓・破間川水系、平石川水系、刈谷田川水系他」
燕翠殿と同陣、越後の渓を訪ねた。今回は守門、浅草方面と平石川を釣る。天気予報は雨だがまだ雨は降ってはいなかった。長岡で合流、三条方面に向う。今日はゆっくりと温泉に浸かり、明日から二泊三日の釣行に備える。一泊はキャンプにした。天候が心配だ。翌朝早目に発ちまずは刈谷田川水系支流に入る。水量はやや多め沢音に期待。まだ朝霧の残る沢に降りると、なんとテントがある!人はいないが釣りだろう。仕方なし一回上がり支流の沢に入る。規模は小さいが落差のある沢だ。ちょっと巻きが面倒な岩場の上に降りて燕翠殿が落ち込みに竿を出す。すると竿先が一気に持っていかれ凄い引き!魚はイワナだろうが見えない。「高さがあるから無理だ!」と言って強い合わせをして外れた。明らかに大物だった!あの引きなら40オーバーの大イワナかも。「逃した獲物は大きい」と言うことで諦め上流に少し歩いてから竿を出した。直ぐ下の淵からイワナが走るが小さい。水温は夏季に比べ低く足首もひんやりするくらいだ。アタリは多いが20センチが最高。さっきバラした魚の悔しさが更に倍増して行く。翠月40燕翠50位掛けただろうか。魚影はすこぶる濃い沢だ。やや婚姻色の魚も多いし淵で遊泳するイワナはすでに産卵のペアリング準備か。水量が少なくったなところで昼飯にする。かなり釣れたが持ち帰りはしない。小さい沢だから種沢になってるのだろう。最初に大イワナの掛かった小滝が魚止めの役割をしていて上流の魚が落ちているのだろう。そうなると先行者がいた本沢が気になる。ここで納竿。もう一度テントに戻ると若い釣り人が二人いた。話を聞くと大学生で、沢登りと釣りをしに来たとの事。「釣れましたか?」と聞かれたで「数はまあまあ居ましたよ、大きいのは出ませんでしたよ」と正直にいうが、「釣れないから魚がいないと思いました」との事。それ以上は聞かなかったが、どうやら釣りは詳しくないようだ。格好も沢釣りスタイルに近い。スパッツも買ったばかりの様だ…。テントを撤収しだしたので私たちも引き上げた。燕翠殿が「本当は熊でも見ての引き上げじゃない?慌ててる感じだったし…」まあまだ二時だし単に釣れなかったんじゃない?…。沢の楽しみは釣りだけじゃないしキャンプしに来たのだろう。我々も下山し道院キャンプ場へ向った。
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