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翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第五十一陣】2

翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第五十一陣】2 1

翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第五十一陣】2



『妙高・戸隠の渓流』
雨期のイワナ、関川水系他
鳥居川は流程が長い。豊野町で浅川(ダム問題になっている川)を併せて直ぐ千曲川に合流している。戸隠高原は穏やかだが、北に黒姫山を抱き、南には飯綱山を挟むように流れ中流部は深い谷間を見せている。特に鳥居川第三発電所〜鳥居川第二発電所にかけて深い。柏原で大地状になって分流するが、これは農場や牧場の引水の為で本来は深い谷間から扇状地状に押し出した流れになっている。この辺りは牧場が多く景観もよい。信濃町〜飯綱町にかけては信越本線沿いに流れている。下流は飛ばして杉野沢を目指す。関川も似たような形態だが、鳥居川が戸隠の高原に湧出するのとは対象に源流は北信五岳の高妻山や乙妻山と北は火打山〜焼山に食い込む深い谿の支流群を持っていて釣り場も広い。今夜は笹ケ峰で牧場気分を味わうためキャンプにした。少し早いが杉野沢の日帰り温泉、苗名の湯に向かう。杉野沢は冬はスキーと温泉で民宿も賑わうが夏は閑散としている。名瀑、苗名の滝も夏の渇水で観光客も少ない。駐車場にめ車が二台しかいない。苗名の湯は二階に休憩室があり簡素な施設だ。寛いでいると夏合宿の子供たちが入ってきた。みんな真っ黒に日焼けしている!
さて明るいうちにテントを張りたいので川を見ながら笹が峰に移動する。関川も南は黒姫山と北に妙高山に挟まれた峡谷で苗名の滝から西野発電所辺りまでは殊の外谿が深い。苗名の滝の岩盤の地層に見られれ様な岸壁の谿間がつづく。一般的に嫌われる区間だが、増水の時は止めた方がいいだろう。杉野沢からの急坂をジグザグにあがると一気に視界が開け、笹が峰に到達する。笹ケ峰牧場からは火打山や焼山が見える。笹ケ峰ダムは乙見湖と呼ばれ山上のダム湖としては大きい。ダム湖の畔に休息舎があるのでコーヒーを湧かす。登山者もいない。人気の火打山の登山口には大駐車場があり、週末の朝方なら登山者で賑わいをみせている事が多い。火打山は日本百名山で、付近には妙高山や戸隠山、高妻山、黒姫山、飯綱山など、名山がかなりある。名峰銀座だ。頸城アルプスとも呼ばれる山域で、特に火打山は優美な山容で人気がある。

燕翠、翠月

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