日本渓流JP翠渓会日本渓流会JP翠渓会【関東南部支部】PRODUCED&EDITOR 【嵐翠・翠月】

渓魚と人間都合1

現在に至るまで釣った後、色々後悔することが多い。魚の持ち帰り、傷つけた魚の放流、川に踏み込み汚した事など。ゴミは持ち帰っても人間臭さは消せない。自然の状態が保たれるというのは一切人が踏み入らないことだ。また近隣からの人工物が何も及ばないことだ。魚の個体数は絶対だ。数がいなければ子孫は残らない。今もこの考えはかわらないが同じペアの魚が産卵する確立はどの位あるのか分からないが、毎年ペアは変えているみたいだ。ということはやはり、数を釣ってはいけないのが渓流魚だと思う。大物一匹を釣って乱獲とは言わないが種沢、源流で数を釣ると乱獲と言う場合が多い。8月末から9月はよく釣れるが産卵を控えある程度雌が荒ら食いするからだ。渓流釣りの適期は関東南部なら4月〜9月だが、地方によっては釣期が短く、釣の時期がまちまちなので一回の数釣りが乱獲とは断定できない。年に一回50尾釣るのと年に50回、2尾釣るのではどうか?釣り人の都合の話だ。その意味では釣り方の違いや数も型も一緒か?また魚体も大きくなるには訳がある。これも確立かもしれないが、生命を継続する何匹かの魚達によって種が絶えないようになっている。彼らは何故海でなく、渓流に留まるのか?わさわざ冷たくなる秋口に産卵するのは何の為か?本来の遡上が環境的に無理だからか? 関東管領・翠月



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