翠渓会関東南部支部・支部釣行【第五陣】2

翠渓会関東南部支部・支部釣行【第五陣】2
『ラジウム鉱泉・増富温泉、黒森鉱泉と瑞墻山麓』
ラジウム含有量世界一と看板のある、増富温泉は、以前にも翠雪殿と宿泊したが、あの時は津金楼に泊まった。塩川ダムの広い駐車場から釣り場に向かう。塩川はダムができる前は、本谷川の通仙峡を中心に、落差のある釣り場だった。現在、通仙峡沿いの道は工事の為、全面通行止めだ。釜瀬川ダム上は、昔日の面影を残す、唯一の渓相を連ねている。釜(淵)と瀬が交互に続く、良渓だ。水量がやや少ないが、どうか?春渓を感じながら、何度も竿を振るがアタリはない。地元の人はイクラ餌で釣っているが?まだ芽吹きもないが、確実に春は近づいている。流れは春らしい流速だ。今日は暖かいな〜。上流の部落まで遡り、フライマンが竿を振っていたので、納竿し支流に向かう。支流は雪だらけだ。鹿や小動物の足跡がある。こんな雪でも命を繋ぐいきものがいる。イワナのほうは?…来たっ!20センチの黒っぽいイワナだ。まださびが残る。そこからは深みからアタリが続いたが、小イワナばかりだ。20匹程アタリを楽しめたので、再度納竿。黒森へ。黒森集落は、日本百名山の瑞墻山を抱く集落だ。この黒森には、天使園、黒森鉱泉や瑞墻グリーンランドをはじめ、キャンプや温泉、釣り堀などの施設がある。中でもお気に入りは、巨大水車のある手打ちそば処、みずがきそば処と黒森鉱泉、信州峠だ。信濃川上方面の千曲川水系とセットで楽しめる。瑞墻山登山口はシーズンには、両側帯とも大縦列駐車帯となるが、今は雪で登山者も殆んどいない。釜瀬川は源流の瑞墻山に向かう。不動滝を秘める、源流が有望だが、この時期は危険だ。そのまま瑞墻山荘前を抜け、増富温泉に向かう。懐かしい津金楼や、不老閣、増富荘など、昔と変わらない佇まいだ。各地の変貌著しい温泉街が多い中、変わらぬ佇まいの温泉も良い。増富の湯は最近出来たが、シーズン中には、登山者や紅葉客で第三駐車場までいっぱいだ。増富の湯を出て、夕日の眺望を見に行く。お気に入りのポイントだ。南アルプス〜八ヶ岳の広い地域を一望だ。