日本渓流JP翠渓会日本渓流会JP翠渓会【関東南部支部】PRODUCED&EDITOR 【嵐翠・翠月】

翠渓会関東南部支部・支部釣行【第三十一陣】2

翠渓会関東南部支部・支部釣行【第三十一陣】2 1

翠渓会関東南部支部・支部釣行【第三十一陣】2


『東アルプスの渓流、秩父往還の谿里・笛吹街道の渓笛吹川・笛吹童子の里』



漸く、歩いて約一時間半、入渓口でお昼にする。フライマンはここ迄は来ないだろう。天気がやや心配だが、曇り。なんとか持つだろう。ツェルトを持ってないので、日帰予定だ。道程は長いが迷う心配はない。来た道を忠実に戻るのが鉄則だ。支溪は水量は普通。雨後の増水はなく落ち着いた流れだ。梅雨の時期の渓というより、春遅い高山の渓といった風渓だ。今回は6.1Mの華厳を使う。比較的開けた溪だから、短竿は有効ではない。暫らくは落差がないが、カーブの先から釜と滑状の流れになっているので、ココから釣る。秩父や奥多摩の地層とは違う白っぽい岩稜帯もある。早速釣れたのは八寸イワナだ!少し白っぼい丸みのある姿態。続いて28.27と良型が釣れる。入渓者の痕跡は無い。甲州には砂金の産出される溪があるが、その溪の淵には、白っぽい砂地に砂金がキラキラ輝いていた。この溪も奥は砂金溪か?峠まではかなりあるが、砂金は見たことはない。かなり下流迄流れてくるから。奥地にも無いだろう。イワナは魚影が更に濃くなるが、型は落ちはじめた。溪は漸く落差が顕著になり始め、渓相は更に良くなる。そして絶好の釜を持った滑滝に出遇った。大イワナの出そうな雰囲気だ。仕掛けを大物仕様に替え、針も渓流9号に取り替える。さぁどうか?出るか、大イワナ!




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