日本渓流JP翠渓会日本渓流会JP翠渓会【関東南部支部】PRODUCED&EDITOR 【嵐翠・翠月】

翠渓会関東南部支部・支部釣行【第四十五陣】1

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翠渓会関東南部支部・支部釣行【第四十五陣】1


『北ア・常念岳山麓、烏川の谿』



昨夜は静かな宿でぐっすりだった。時間の経つのを忘れそうだ。朝は朝飯を食べてからでた。登山者の車にがんがん抜かれるが、気にせず谿に降りる。まずは烏川本流を釣るがアタリなし。イワナはどこに?魚影が全くない!夏期のこの時期よくあるイワナの移動かも。となると渇水する前に移動している。沢や別の場所に移動しているのだろう。一時間で諦め、以前も入った支流に再入渓する。やや開けてるが、出水したらしく、上るほど土砂がひどくなる。ここもダメか?倒木帯を越え、姿のよい直滝にでる。ここでダメなら下ろう。軽く投餌、すると、尺クラスの魚体が反転し浅がかりした!かなり警戒した様子だ。イワナは生き餌なら一発で食べず、一撃を食らわせ、弱った餌をくわえてエゴに戻り補食するというが、これは典型的な出方だ。警戒していないイワナは比較的釣り易いのは事実だ。しかも何度か追う。一度流した餌をそのまま投餌、もう一度アタックしてくる。これは本能か?二度目も三度目も掛からない。が魚は餌を見て反応している。毛バリの方がいいか?他には魚はでない。残った個体だろう。いつもは粘るが今日は諦める。一旦退渓、宿のご主人に挨拶し、午後中房温泉の中房川に向かう。中房川はやはり温泉の成分の影響か温泉に近づくほど魚は薄い。源流の中房渓谷と2.3の支谿がイワナの釣り場だ。下流は放流ヤマメが釣れる。北アルプスの山深い懐にある、中房温泉は、北アルプス燕岳(つばくろ)への登山口として有名だ。燕岳の有名な合戦尾根への登降口になるので、登山者が多い。中房温泉まではバスで入れるが、マイカー登山者が多い。中には西日本のナンバーの車もあった。温泉に着くと、朝入った釣り人と会う。全然釣れ無いとの事。更に先行者が二名で入っているらしく時間もお昼なので諦め、中房温泉で食事だけし直ぐ下った。ここから大町温泉郷も近く行けるが、安曇野の渓流を釣る事にする。



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