日本渓流JP翠渓会日本渓流会JP翠渓会【関東南部支部】PRODUCED&EDITOR 【嵐翠・翠月】

翠渓会関東南部支部・支部釣行【第六十六陣】1

翠渓会関東南部支部・支部釣行【第六十六陣】1 1

翠渓会関東南部支部・支部釣行【第六十六陣】1



『今期最終出陣・秋山アマゴの渓、ももちゃん3』



先週末までは小春日和の続いた気候だったが、週明けから平年に戻り朝はやや肌寒い。朝日が出てからゆっくり出発、日帰りでの最終釣行となった。近年、秋の渓は最近は、丹沢か富士または伊豆の渓で締め括る事が多いが、富士山麓や黄瀬川水系、伊豆水系では釣り期が10/31迄の渓がある。平成六年頃迄は静岡県下の主要各河川は、現在の県条令と同じく10/31だった。静岡県東部の渓流群は10/14迄の興津川水系が禁漁に入ると秋色濃厚(鮎も終期)だが、最近は入渓していない。伊豆方面は、狩野川水系を筆頭に春先とやはり九月〜終期が行き易い。この方面への交通アクセスは、東名高速御殿場〜沼津〜富士、清水インター利用で便利だ。列車、バスだと御殿場沿線にある程度限定されてしまうが、駅から徒歩圏の渓が意外に多い。御殿場線はゆっくりした列車釣行お薦めの路線だ。静岡東部の富士川以東、富士南麓、東麓には大小の渓流があり、一見水質の悪そうな町中の川でも思わぬ大物が潜んでいる場所が有る。前記の御殿場線沿線や富士山南麓周辺の渓流には意外な穴場も多く、伊豆方面に比べれば格段に釣り人は少ない。一日では探り切れない規模の川もある。渓魚種は様々で、中には外来種の魚もいて、一部の釣り人にしか知られていない川もあり、黄瀬川水系は狩野川の支流だが、常連ファンも多い。御殿場地区は標高が高く、箱根、熱海側とは気候もまた違うが、東名御殿場〜沼津と同じく一気に500Mも下る川が黄瀬川だ。東は箱根、西は富士山と源泉を持ち、湧水の影響もあり水量は安定している。芝川の様に突然伏流する支流もある。鮎壼の滝あたりは右岸側からの湧水もある下流なので真冬でも水の枯れる事は無い。この地域や三島付近には湧水が多く、有名な柿田川は国道下に湧水公園もあるので見学するのも良いだろう。公園内には透明な湧水が豊富に湧出している。町中とは思えない水質と透明度だ。富士溶岩と湧水はこの地域の渓構成の特徴でもある。さぁ着いた。今回は雅翠殿と最終出陣となったが、どうか。。。
渓流釣りに能書きは要らないが、「前話が長〜い!」と言われそうなのでそろそろ本編に…。



翠月


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