日本渓流JP翠渓会日本渓流会JP翠渓会【関東南部支部】PRODUCED&EDITOR 【嵐翠・翠月】

翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第十五陣】1

翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第十五陣】1 1

翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第十五陣】1



『奥多摩の渓流・浅川水系』

「高尾山麓の残存ヤマメたち」

南浅川水系、案内川、小仏川、他

浅川水系は多摩川の支流で最初に出合う渓流釣り場だ。浅川は八王子で北浅川と南浅川に別れるが、本流は陣場山から流れる北浅川になる。今回は裏高尾と高尾山麓の残存ヤマメたちと会うため出陣した。本格的な釣行ではないが、昔を思い出しハイカーが増えた山麓を尋ねた。圏央道の工事が本格的だが、釣り場には影響は少ない。周辺は最近登山ブームなのかやたら高齢者が多い。小仏峠〜景信山は人気で平日なのに結構ハイカーがいる。小仏川は意外に下流から魚がいるが浅川国際マス釣り場もあり、放流もあり現在もヤマメが生息しているのは貴重だ。南浅川な案内川と別れると小仏川となり、平坦な浅川から漸く渓流らしくなる。裏高尾の先、日影に浅川国際マス釣り場(池)がある。中央線の鉄橋を右に行くと木下沢(こげさわ)に行ける。小仏川は集落毎に渓相が変わるが、やはり早朝、夕方が釣れる。釣れて来たのは10〜16センチのヤマメのみ。マスは下流にいる。小仏川は道路のヘアピンを過ぎ車止めで沢が復活するが既にハイカーが水を汲んだりして騒いでいた。既に小仏川の釣り場は終わっている。日影先で出合う支流、木下沢(こげさわ)は南浅川、小仏川では唯一渓相が残る釣り場だ。よく地図に矢下沢とか小下沢とか掲載されている沢だ。本流小仏川より流程が長く、浅川源流案下川と接する、関場峠、堂所山辺り迄奥があり地図で良く見える沢だ。ゲートが1キロ先にある。ハイカーやマイカーがゴミを散らかす訳ではないが、不法投棄の警告が目につくし木下沢は釣っていると突然目の前に不法投棄されたテレビや家電製品が放置されていて、釣趣がかける。ヤマメは魚影は薄いがやはり案内川や小仏川と同じく好期や雨後に訪れる渓だ。近場のヤマメ釣り場だし、持ち帰りや乱獲はしない事。私事で恐縮だが、私が小学生の遠足で景信山〜陣場山に行った時は小仏バス乗り場前にもパーマークを見せてヤマメが泳いでいたし、小仏川のヤマメにはその後触れる事になるが、30年以上前の話だ。



●写真は唯一昔の渓相を残す木下沢(こげさわ)




Counter