日本渓流ＪＰ翠渓会日本渓流会ＪＰ翠渓会【関東南部支部】PRODUCED&EDITOR 【嵐翠・翠月】

翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第十五陣】２



『奥多摩の渓流・浅川水系』

「高尾山麓の残存ヤマメたち」

南浅川水系、案内川、小仏川、他

うかい鳥山　竹亭（ちくてい）うかい鳥山は４０年以上前から高尾にある企業の和洋の飲食店舗。高尾駅前付近から国道20号沿いに看板が出ているので昔から知っている人も多い。本店うかい鳥山もよいが、うかい鳥山竹亭がお勧めだ。伊豆の旅館にでもいるような佇まいだ。
南浅川の本流は小仏川になり、高尾駅先の両界橋先で案内川が流れを併せる。案内川の渓流釣り場は支流も含め貧弱だが、一応渓魚は生息するし、随分前に案内川で大量に魚が浮いた時は驚いた。普段は水量も少ないし釣り人もいない。高尾山口の駅前は観光客やハイカーが多い。高尾山ケーブルが見える。山下手前にうかい鳥山竹亭の看板がある所を左折、支流の中沢川だ。以前から貧弱な川に開発が進み今は見る影もないが案内川水系は好期入渓が基本なのは今も変わらない。案内川はこの先からようやく形態を取り戻し、大平前後はなんとか渓相を保つが、ラブホテルや病院を見ながらでは釣趣は湧かない。大垂水峠下を過ぎる頃は水が伏せ釣り場も終わる。水源は裏高尾縦走路の小仏城山付近だ。案内川はヤマメ、ニジマス。好期以外魅力は無いが高尾山と周辺の観光、ハイクの序でに釣りをする程度だ。