日本渓流JP翠渓会日本渓流会JP翠渓会【関東南部支部】PRODUCED&EDITOR 【嵐翠・翠月】

翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第三十五陣】1

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『甲州の渓流』

「梅雨の笛吹川・子酉川伝説の渓谷」
笛吹川は古来、子酉川(ねとり)と呼ばれていた。中世に移民土着した武家の子孫に笛吹きの名手の若武将がいた。彼の名を笛吹権三郎(本姓は京都から甲斐へ下向した藤原氏一門の末裔)といい、江戸時代でいうならお気楽三男坊といったところだ。母親も甲州人だが、伝説のような人物で、彼の俗称が笛吹川の名の由来になったという。笛吹権三郎の銅像が赤之浦にある。渓流釣りをある程度しているなら笛吹川の存在は知ってるだろうが、甲州路の渓流を訪ねる余談として知っておいてもよい。関東に属する甲州国内の入口の渓流としては日川水系や重川水系があげられるが皆笛吹川水系になる。笛吹権三郎の里、笛吹川は甲州東北部の大水系で、その支流の多い好渓は渓流釣り場としても人気で、最近始めたばかりの本流釣り(清流釣り)も含め笛吹川に通う釣り人も多い。今回は名も無き支流を釣る。まだ渓流釣りを始めたばかりの小学生だった頃自転車で行った渓流にいってみる。何年ぶりか…。
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