日本渓流JP翠渓会日本渓流会JP翠渓会【関東南部支部】PRODUCED&EDITOR 【嵐翠・翠月】

翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第六十五陣】2

翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第六十五陣】2 1

翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第六十五陣】2



『越後の渓流・新潟の渓流釣り場』

「守門連峰の渓・破間川水系、平石川水系、刈谷田川水系他」

浅草岳は日本二百名山だが越後、会越には名山が犇めいている。越後の国は3/2は山に囲まれている、しかも豪雪地帯で、険しい山容を見せる山も多い。この浅草岳も只見口からは荒々しい岩峰を見せ別の山?に見えてしまう。こちら平石川側は穏やかで、キリヨメノドブ位が大場所であとは源流以外は落差は普通だ。本流を戻り我々は五味沢より上、浅草岳西麓の沢群に入る。目立つのは左沢位だが、昔からイワナの宝庫だった。音松荘に泊り歩いていける沢に入ったものだ。中には藪沢の目立たない沢もあったがイワナは多かった。
最近はダム湖の影響は少なくなったが、人も増えたので魚影は以前と同じと言う訳にはいかない。浅草岳が有名になり、昔は宿から林道を送ってもらったが、近年は登山口も整備され広い駐車場もできた。浅草岳山頂へ最短で約二時間で登山出来るようになった。その為シーズンには行列登山も珍しくない。守門より人が多いかもしれない。そんな浅草岳山麓だが、翠月とっておきの沢に入渓する。「行けばわかるよ!」とだけ燕翠殿に言い、半信半疑で竿を出しはじめたがまったくアタリがない。約二時間アタリも魚影もない。どうした事か。暫らくして岩場が出てきた。するといい淵が見える。「あそこだよ!」?なんの事かわからず燕翠殿竿を出す!「来た〜」弓なりだ!やっと引き上げると31センチの岩魚だ。今度は奥の巻き込みから同じ位の尺岩魚が来た。私も29センチを釣る。私も中越地震以来だが、代わりは無いようだ。昔は出合いから入れ食いだったがやはりこの沢も入口は釣られていて奥がいい。この淵は最後になって漸く現われる魚止めらしい淵で滝は小さい、落ち込みだ。淵が抉れているのは変わりなく前はもう少し広く感じたが…。まるで釣り堀の様な淵で前は40近いのもバラしているポイントだ。この淵を知っている人は何人いるだろう。さっきから頻繁にアタルが小さい。結局三本尺イワナが出た。大きいのはいないかもしれない。あっと言う間に夕方。雨が降って来たの下山した。今夜は浅草山荘に宿泊する。

国民宿舎・浅草山荘
昔からある宿舎。ダム湖以前からあった音松荘など古い宿が残る五味沢集落。浅草岳登山、守門岳登山のよい基地だ。






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