日本渓流JP翠渓会日本渓流会JP翠渓会【関東南部支部】PRODUCED&EDITOR 【嵐翠・翠月】

丹沢の渓流【再回想】9

丹沢の渓流【再回想】9 1

丹沢の渓流【再回想】9


中津川水系源流は、やはり今は入れないが、落差もある巨石を配した好渓だ。かなり奥行きがある。沢登り対象の渓流が多い。塩水川は支流で丹沢山主稜に突き上げている。堰堤がとても多い谷で荒れた感じだ。林道工事の直撃の影響はある。布川は渓相、水量もよく安定している。途中に大洞キャンプ場があるが、谷が深く、道路からは見えない。先行者が居ない時は、中津川の出合いから入渓していた。この布川にも、やはり有料の『札掛渓流釣場』があり、上流部のは盥小屋沢(境沢)は釣りにならない。二股になり、藤熊川と名の変わる本流は諸戸からヤビツ峠まで、小さな支流を分けながら、突き上げる。ヤビツ峠から北は全く未舗装だった。ヤビツ峠で蓮をバスを降り、本谷川まど歩いていた。林道は長いが、車道なので歩きよい。林道でよく乗用車に拾ってもらった。ヤビツ峠は、大山の入下山と表尾根縦走路への出発店なので、茶屋もあり大変賑わっていた。今は、駐車場もあり、ハイカーに人気の峠だ。藤熊川も幾つかの堰堤群があり、なかなか釣るのも大変だ。林道からはいくらもないのに釣っては登り、降りては上がると言う具合だ。布川は名前はあまり有名ではないが、やはり自然な渓流に近い、中津川出合い〜二股のタライ小屋沢までを勧めたい。あとはフライマンには開けているのでお薦めだ。札掛渓流釣りだ料マス釣り場はタライ小屋沢側にあり、近年は鹿も飼っている。やはりフライマンが多い。
翠月



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