日本渓流JP翠渓会日本渓流会JP翠渓会【関東南部支部】PRODUCED&EDITOR 【嵐翠・翠月】

丹沢の渓流【再回想】10

丹沢の渓流【再回想】10 1

丹沢の渓流【再回想】10
裏丹沢の渓流は道志川の支流になる所が多い。僕は裏丹沢というか、広義の丹沢というなら道志村側なので、『北丹沢』ではダメか?東丹沢、西丹沢、(南丹沢と呼ばず、表・尾根方面を指して)表丹沢。だから『裏』?なのだとは思うが、裏尾根と裏○○山とかは無い。うらたんざわ渓流釣り場はいいネーミングだが。この裏丹沢の渓流には、神之川がある。昔の長者舎あたりは知らないが、私が入った頃はまだマス釣り場もなく、林道も未舗装だった。広河原より源流の金山谷で大イワナが釣られている。裏丹沢はイワナが元からいたのか、移植も含め、魚は生息していた。支流は沢登りで有名な沢もあるが、魚の生息は源頭迄不明な沢もある。昔はバイクで神之川〜犬越路〜中川用木沢へ抜けられたが、現在の車両通行については各規制に従いたい。車道の犬越路随道は後から作られたもので昔の犬越路はもう少し標高の高い避難小屋のある所だ。『犬越路』は名の通り、犬が越えたみち。(戦国時代の軍用犬の事)神ノ川の源流は、日陰沢橋上の、神ノ川ヒュッテを中心に、キャンプ場や休暇舎、駐車場が出来、登山基地としてこれからも大切にしたい地域だ。最近は林道、休息舎の整備や、ボランティアで清掃している人達もいるので、協力したい。変貌著しいが、時代の流れでレジャー施設もできている。釣り人以外の多く人が楽しめる神ノ川であってほしい。

翠月



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