日本渓流JP翠渓会日本渓流会JP翠渓会【関東南部支部】PRODUCED&EDITOR 【嵐翠・翠月】

翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第二十陣】3

『春の上信越国境・四万川水系』

伝統釣法・四万の引き釣りと
いで湯の観光地となった職漁イワナの郷

■四万川ダム(奥四万湖)
四万川ダム(しまがわダム)は群馬県吾妻郡中之条町四万地先、利根川水系四万川に建設されたダムである。ダムは四万温泉街の直上流にあって、周辺は公園として整備・開放されている。ダムを真下から見上げることができ、その佇まいは壮観であるが、特筆すべきはダムによってできた人造湖・奥四万湖である。湖水は透き通ったコバルトブルーで、山の緑と湖の青のコントラストは、人造湖でありながら天然湖のような様相を見せる。下流の中之条ダムによってできた四万湖もまたコバルトブルーの湖水である。特に陽射しの加減で移り変わる湖面のコバルトブルーは神秘的で、湖面を見ながら『つりキチ三平のこけし湖のコバルトマス』を思い出していた。こけし湖=轆轤を廻すこけし職人の親子が登場するが、轆轤師も山の民の一人で、職漁師になった人もいた。
こんなに美しい四万川だが、本流上流には魚類が不在である。四万に来る職漁師たちの釣り場は専ら支流に限定していた。四万〜草津〜秋山郷〜草津〜四万・・・と釣り歩き、渡り歩いたのだろう。

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■日本渓流会JP翠渓会・会長代理
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■関東南部支部・初代支部長
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■日本渓流会本部代表執権取締役【翠月:suigetsu】
■翠渓会HP:   http://www.suikeikai.jp
■翠渓会MAIL: suikeikai@coda.ocn.ne.jp
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翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第二十陣】2

『春の上信越国境・四万川水系』

伝統釣法・四万の引き釣りと
いで湯の観光地となった職漁イワナの郷


■四万温泉

四万温泉(しまおんせん)は、群馬県吾妻郡中之条町(旧国上野国)にある温泉。上毛かるたでは世のちり洗う四万温泉と詠われている。国民保養温泉地として第一号の指定を受けた。四万川沿いに温泉街が広がる。温泉街は5つの地区に分かれる。それぞれ日向見、ゆずり葉、新湯、山口、温泉口地区である。日向見地区は四万温泉の発祥の地である。特に日向見温泉(ひなたみおんせん)と呼ばれる場合もある。群馬県の文化財にも指定されている旅館積善館(新湯地区)の浴場、元禄の湯が有名である。寸志で入浴可能な共同浴場、露天風呂が4軒存在する。河原の湯(新湯地区)、御夢想の湯(日向見地区)、上の湯(山口地区)、山口露天風呂(山口地区)である。このうちお勧めの共同浴場は山口露天風呂である。飲泉場も3箇所存在する。その他、奥四万湖建設のボーリング調査時に湧出した単純温泉の四万こしきの湯が奥四万湖のほとりに存在する。

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翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第二十陣】1

『春の上信越国境・四万川水系』

伝統釣法・四万の引き釣りと
いで湯の観光地となった職漁イワナの郷

■伝統釣法・四万の引き釣り

引き釣りとは四万に伝わる独特の釣法で所謂提灯釣り仕掛けの種類に近い。
やはり四万川の落差のある支流(支流の支流は典型的な藪沢・日向見川等)を対象としての釣り方で、毛鉤釣りでは探れない、釜や岩陰のエゴや深淵などをカバーできる。四万の引き釣り仕掛けは二間半(4.5m)の餌竿に約2.7m程度の仕掛けで錘なしの道糸1.0号、通しでなくハリスを一段落とした0.8若しくは0.6号を使う。釣り方に工夫があり、テンカラには出ないイワナ、底に隠れているイワナに積極的に誘いを掛ける釣り方だ。恐らくテンカラ毛鉤釣りの「待ち」からもっと魚に近づき食い気を誘う「攻め」の釣り方かたから生まれた必然の釣法では無いだろうか・・・。職漁目的以外に釣りを楽しむ釣り人が増えるに釣れ、他人と同じでは数も型(食用の)も釣果が挙がらない。というのも四万温泉の発展と共に旅館や湯治客が増え、「職漁」としての全盛期を迎えた頃、需要に追いつかない漁法では「食っていけない」との事だろう。実際マタギたちや広大な領域を持つ職漁師たちは「沢割り」=漁場の区分けをしていた。ところが需要が高まる四万温泉の湯治客は予想より多く、通常の毛鉤釣りだけでは職漁師としてやっていけなかったのだろう。

生活の糧を守るために職漁から生まれた伝統釣法・・・それが四万の引き釣りではないか。


■山田川(四万川下流部)
四万川(しまがわ)は、群馬県吾妻郡の主に中之条町を流れる利根川水系吾妻川支流の一級河川である。群馬県吾妻郡中之条町大字四万の新潟県との境にある三国山脈に源を発する。南に流れ四万川ダム、中之条ダムを経て、下沢渡で上沢渡川を合わせる。東南へ流路を変え、中之条町大字中之条町と東吾妻町大字原町の境界で吾妻川に合流する。四万温泉で有名な四万川は下流部を山田川と呼ぶ。渓流釣り場としては四万温泉から上流の四万川本支流、沢渡川、日向見川、新湯川
等である。

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翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第十九陣】2

『深緑の奥武蔵・名栗川水系、有馬の渓谷』

有馬の竜・神事の大淵 もう一つの神の淵

■有馬ダム


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翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第十九陣】1

『深緑の奥武蔵・名栗川水系、有馬の渓谷』

有馬の竜・神事の大淵 もう一つの神の淵

■有馬谷・竜神の淵(有馬の池・有馬の大淵)

有馬谷最大の淵で雨乞い竜神伝説の有った霊淵であった。現在神事は執り行われていないが、過去には有馬の谷に棲む竜を雨乞いの神として崇拝していた。

もう一つの神の淵は登戸入下流にあった有馬大滝(直瀑布二段滝)で有馬ダム建設で湖底に沈んでいる。

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翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第十八陣】2

『奥多摩の渓流・丹波川水系』

18年振りの入谷、大イワナは健在・・・

■丹波川本流暗見淵付近

このすぐ下に支流の小常木谷(滑瀞谷)が出合う
小常木谷へは出合(以前木橋があった)からでも入れるがすぐゴルジュになり
高まきの連続になるので下流の余慶橋から岩岳(1520m)に向かう登山道(大常木歩道)を利用して火打石谷を渡り、ゴルジュ上部から入渓するが熟達者のみ。

■黒川金山と丹波渓谷
黒川金山あったせいか、丹波渓谷(奥秋〜)過去には金鉱の掘り出しの為に掘削した道跡が残る。かなり谷の奥地の支流の沢に良く見ると不自然(人工的)な積み石や炭焼き跡、中には掘削に使った道具?まである所もある。金山と言っても400年以上も前の事だ。甲州には金鉱跡の痕跡のある谷が多く、砂金の出ている谷が現在でも有る。今も金脈が眠っていてもおかしくない。

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翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第十八陣】1

『奥多摩の渓流・丹波川水系』

18年振りの入谷、大イワナは健在・・・

■丹波川・三重河原 三条新橋

三重とは丹波川本流に、右岸より泉水谷と黒川谷が出合う広河原の事で、
丹波川渓谷最大の河原になる。丹波川は開けた河原は少なく奥秋より殆ど息つくひまもなくここまで渓谷が続いている。ここより柳沢川と一之瀬川出合まで最後の深い渓谷(坊主淵、丸入道淵などの通らず)が復活する。

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翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第十七陣】2

『奥多摩の渓流・丹波川水系』

新緑の良渓峪、良山菜、良渓魚

■丹波山温泉・のめこいの湯

道の駅裏から吊橋を渡り徒歩3分で玄関。障害者や車椅子でもなんとか入れるが、押垣外から簡単に車で入れる(一般不可・従業員関係者優先・障害者は連絡)営業時間夜は7時と早めなの終了なので注意。終了間際のミュージックがいい。帰りたくなくなる・・・とその後に蛍の光で気分が悪い。またぎりぎりまでいると感じの悪い従業員の早く帰れと言わんばかりの態度にうんざりだ。日帰り入浴施設は100ケ所以上入っているが、いい温泉なのに残念だ。

■丹波山村観光公式HP

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翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第十七陣】1

『奥多摩の渓流・丹波川水系』

新緑の良渓峪、良山菜、良渓魚

■丹波山村・奥秋

丹波川、丹波山村の丹波は・・
=たわ=山の鞍部(峠)なのだろうか・・峠に囲まれた山間の地で古くから
東西の丹波川以外はす全て峠道であった。
特に大菩薩峠、大菩薩嶺へり道は丹波大菩薩道として小菅大菩薩道と共に主要な街道であった。現在でも登山愛好家はわざわざこの道を使い大菩薩嶺の登山をしている一度は歩きたい古道だ。

■峠は「たお」「とう」「たわ」「たわげ」とも呼ぶし方言も多く分かりづらいがほぼ同義語で、地形用語が渓流や山の形態を語ってる事には変わらない。
丹波山村付近にも越ダワ、藤ダワ、大ダワなど同様の地名が多い。

■丹波山村

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翠渓会関東圏本部・関東南部支部支部釣行【第十六陣】

『奥多摩の渓流・秋川水系』

元祖・てんから毛鉤釣り専用釣り場

今年の六月でなんと58周年を迎えると言う。フライフィッシングまたはテンカラ釣りで専用の釣り場は全国でも少ない。近年は西上州神流川源流に本谷鉤釣り専用釣り場ができた。西日本では安芸大田川源流吉和の中津谷川支流小川川毛鉤釣り専用釣り場土佐吉野川源流の中野川川毛鉤釣り専用釣り場が有名になったが
ここ養沢毛鉤専用釣場は首都圏の奥座敷奥多摩の秋川水系支流養沢川にあり、フライマンや古典和式釣りである【てんから釣り】愛好家に評判の良い釣り場だ。

■養沢毛鉤専用釣場

■翠渓会毛鉤釣り専用釣り場案内
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